「物を捨てられない」母のいる実家は、いまやゴミ屋敷と化している。母も「片付けなくちゃ」と思ってはいるようだけど、あそこまで増えてしまったモノ達、そう簡単には片付かないだろう。私も帰省のたびに片付けを手伝ってはいるけど、そもそも母が捨てたがらないから、どうにもならない。私は諦めの境地。
それを反面教師として、自分は物を溜め込まないようにしようと強く思っていて、それで断捨離に取り組んでいる。今回の帰省はちょっと長めに実家にいたせいで、モノに埋もれての生活がほとほと嫌で、その後自宅に戻ってからも、なんだかモノを買うことすら怖くなった。
断捨離にも拍車がかかり、自宅に戻ってすぐに扇風機をジモティに出品してめでたく交渉成立。重い扇風機だったので、車でウチまで取りに来てもらって助かった。ちょっとおしゃれな扇風機で、今は販売停止になった色のものを買い手の方は探していたそうで、喜んで持って帰られた。
さて、そんな中で、実家のゴタゴタがとりあえず少し落ち着いた(解決したわけではないが)ので、冬に着ていた割烹着風の部屋着の袖口のゴムを替えることにした(今頃?)。買ったばかりだったのに、袖口のゴムが伸びてしまって腕捲りができなくて不便だったので。
伸びたと思ったゴムを取り出してみたら、なんと切れてしまっていた。粗悪品だった?
それはともかくとして、新しいゴムに替えようと思って、買い置きのゴムテープを出してきてみたら、なんと劣化して使えない!!
写真だとわからないけど、ちょうどゴムが折れている部分が脆くなってしまっていて、伸縮性が全くなくなってゴムテープじゃなくなっていた。
思えば30年くらい前、当時は手作り品をたくさん縫っていたので、その時に大量に買いだめした材料のうちの1つ。さすがに30年もたったら劣化もするだろうね。当時、買いだめした材料が他にもバイアステープとか芯地とかいろいろあるのだけど、あれ、みんな大丈夫だろうか?いつかまた、ゆっくり縫物でもしたいと思って、とってあるのだけど、もう使えなくなっているかもねー。
とまあ、母のことは言えないのであった。